ドS・ドMで相性は決まる?10問の限界と予定・役割の相談例
「ドSとドMなら相性がよい」と、診断結果から相手との関係を判断しようとしていませんか。Kizukiの10問からわかるのは、用意された二択のどちらを選んだかと、その集計結果です。二人の相性や、相手が何を受け入れるかは判定していません。この記事では、採点の仕組みを確認し、予定や役割を相談するための具体例を紹介します。
反対タイプならうまくいく、という説明を撤回します
本サイトは、日常の予定・連絡などの回答にS・Mという記号を割り当てています。この独自の使い方は、一般のS・Mという言葉全体の定義ではありません。結果から性的な好みや同意、相手への接し方の許可を読み取ることはできません。
10問の点数と5分類の境界
質問データと採点コードを照合すると、全10問が二択で、各回答はS側かM側に1点です。表示上の「S側の選択率」はS点数÷合計点数×100を四捨五入し、「M側の選択率」は100からその値を引いています。10問を回答するとS側の1回答につき10ポイントになります。
- S側を8〜10回選択:80〜100%
- ドS(super-s)
- S側を6〜7回選択:60〜70%
- S寄り(s)
- S側を4〜5回選択:40〜50%
- スイッチ(switch)
- S側を2〜3回選択:20〜30%
- M寄り(m)
- S側を0〜1回選択:0〜10%
- ドM(super-m)
5回ずつの同点はスイッチです。ただし、S側6回・M側4回はS寄り、S側4回・M側6回はスイッチとなり、分類の範囲は左右対称ではありません。これは実装上の区切りで、人間関係の境界が実証されたものではありません。「60%」は相性の確率や性格の強さを意味しません。
また、「どちらでもない」「場面による」という選択肢はありません。話し合う時期を自分から提案することや、相手が話し始めるのを待つことも一つの合計点にまとめています。この合計から、優しさ・行動力・柔軟さ・相手の本音まで広げて説明することはできません。制作方法は診断の作り方と限界でも説明しています。
同じ結果でも、任せたい場面は違う
以下は実際の質問を使った架空の回答例です。Q番号は質問データの定義順で、画面では順番が入れ替わります。AさんはQ1〜Q6でS側、Q7〜Q10でM側を選び、BさんはQ1〜Q4でM側、Q5〜Q10でS側を選びます。どちらもS側6回で、S側の選択率60%・S寄りになります。
それでも、デートの計画を問うQ1では、Aさんは「自分から計画」、Bさんは「相手の計画に乗る」を選んでいます。同じタイプだから同じ役割を望む、と決めつけられません。AさんがQ1だけM側へ変えると5対5になり、結果はスイッチに変わります。この1回答の変化は、誰にでも合わせられる能力を得たという意味ではありません。
旧結果ページの相性欄は、あらかじめ書かれたタイプの組み合わせと説明でした。二人の回答を照合した計算ではなく、現在は削除しています。結果名を、交際を始める・続ける・やめる判断の根拠にしないでください。
タイプの代わりに、今回の予定を確認する
次はKizukiが作成した架空の相談例です。特定タイプの典型例や、関係改善の効果を検証した手順ではありません。まず一つの予定について、希望と未決定の点を分けてみます。
- 決めたいこと
- 土曜日の昼食。14時には帰りたい。
- 自分の希望
- 店の候補を探すのは引き受けられる。予約は二人で選んでからにしたい。
- 相手に確認したいこと
- 予算、食べられないもの、行きたい場所。今回は外食する気分かどうか。
- まだ合意していないこと
- 店と予約時刻。返事がない段階では予約を入れない。
会話にすると「候補を二つ探して送ってもいい? 予算と帰りたい時間を先に教えて。どちらも合わなければ別の日にしよう」です。「任せる」と言われても、何をどこまで任せるのかを確認できます。
二人とも決めたいとき・任せたいとき
二人とも候補を選びたいなら、「それぞれ一つ出して、予算と移動時間を見て決めよう」と提案できます。二人とも探す余裕がなければ、「今回は予約なしで近場にする」「予定を延期する」も検討できます。診断結果で担当を固定する必要はありません。
断る場合の架空の例は「候補を出してくれてありがとう。でも今日は出かけたくない。予約はしないでほしい」です。受ける側の例は「わかった。今日は予約しない。別の日の相談も今はしなくて大丈夫?」です。理由の説明や代案を必ず求める形にはしていません。
合意できなければ、その予定を保留・中止する選択も残してください。希望を伝えても一致しないことはあり、この記事の会話例は交際の継続を勧めるものではありません。診断を受けることや結果を見せることも、相手への義務ではありません。
断るのが怖いときは、役割分担の問題にしない
脅しや暴力への不安があるときに、「相性のよい組み合わせだから」「自分がM寄りだから」と我慢する理由にしないでください。二人で話し合うことを無理に試す必要はありません。
配偶者からの暴力について相談先がわからない場合、内閣府はDV相談ナビ(#8008)を案内しています。近くの配偶者暴力相談支援センターにつながり、対応は各窓口の受付時間内、通話料がかかります。つながらない回線もあるため、利用条件と別の相談方法は内閣府「DV相談について」で確認できます。この案内は相談先の情報で、自作タイプの相性を裏づける資料ではありません。