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愛着スタイル

愛着スタイル診断の仕組み|14問の配点・8タイプ・割合と限界

公開 2026-07-02 · 更新 · 編集窓口 Kizuki運営者

Kizukiの愛着スタイル診断は、14問の二択回答を独自のルールで8つの結果名に振り分けるコンテンツです。この記事では、何を数えているか、結果が切り替わる境界、表示される割合の意味を説明します。愛情の深さ、育った家庭、病気の有無を判定するものではありません。

旧記事の説明を訂正しました。不安の高さを愛情や共感力の証拠とする説明、回避の高さから自立心を保証する説明、タイプごとの改善効果を撤回しました。8つの名前と分岐はKizuki独自のもので、研究で確立した8分類ではありません。

研究上の愛着と、この診断の違い

成人の愛着研究では、相手に拒絶される心配などを扱う「不安」と、親密さや他者に頼ることへの抵抗などを扱う「回避」を、程度の違いとして測る方法があります。研究者ShaverとFraleyは、型を独立した種類と考えるより、2つの連続的な軸で扱うことを勧めています。出典:Self-Report Measures of Adult Attachment。

同資料にあるECR-Rなどの研究用尺度と、Kizukiの質問・配点は別です。以下は自サイトの実装確認であり、信頼性・妥当性や診断精度の検証ではありません。

14問をどう数えるか

全14問に答えた場合、各軸の合計は7点なので同点にはなりません。計算関数自体は同点を高側へ寄せますが、これは未回答などを含む入力に対するコードの挙動です。回答不足の結果を解釈してよいという意味ではありません。

8つの結果名と、切り替わる点数

表の点数はAH(不安の高側)とVH(回避の高側)です。リンク先は各結果の紹介ページです。そこにある相性や性格の説明は、以下の計算から実証されるものではありません。

Kizuki独自の分類表(各軸0〜7点)
基本型AHVH結果名
安定0〜32〜3しなやかな結び手
安定0〜30〜1おおらかな抱擁
不安6〜70〜3ひたむきな灯
不安4〜50〜3あたたかな寄り添い
回避0〜36〜7自由な旅びと
回避0〜34〜5静かな灯台
恐れ回避6〜74〜7ゆれる繊細さん
恐れ回避4〜54〜7見守る夜の樹

安定の2分岐はVHの2点、不安と恐れ回避の2分岐はAHの6点、回避の2分岐はVHの6点が境界です。「しなやか」「繊細」などの名前は点数帯の呼び名で、その能力や性質を測定した結果ではありません。

57%と29%になる回答例

架空の作例として、前半7問で先頭を4回・もう一方を3回、後半7問で先頭を2回・もう一方を5回選んだとします。AH=4、AL=3、VH=2、VL=5なので結果は「あたたかな寄り添い」です。不安のバーは4÷7×100を四捨五入して57%、回避は2÷7×100を四捨五入して29%になります。

この57%は「57%の確率で不安型」「人口の上位57%」「愛情が57%」という意味ではありません。7問中で指定方向を選んだ割合です。前半の先頭回答を1つ反対へ変えるとAH=3となり、同じVH=2でも「しなやかな結び手」に変わります。一度の結果名で人を固定しないでください。

全問で先頭を選ぶと「ゆれる繊細さん」、全問でもう一方を選ぶと「おおらかな抱擁」です。この違いも回答の集計であり、人格や健康の優劣ではありません。

結果を振り返りに使うなら

気になった質問を一つ選び、「誰との、いつの場面を思い浮かべたか」「違う相手でも同じか」「実際に困ったことはあるか」を書いてみてください。たとえば「友人への返信は待てるが、明日の集合時刻が決まらないと困る」という作例なら、相談したいのは型より連絡の期限です。相手の回答や結果の共有は任意にし、代理回答で相手を判定しないでください。

14問に回答する前にも、この限界を確認できます。病気の有無、幼少期の出来事、相手の本音、交際の継続、治療方針を決めるためには使えません。

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